私、大阪在住ですが大阪には蕎麦屋が少ないように思います。うどん店で蕎麦が提供されていることが多く、蕎麦の専門店がめずらしい状況です。
そこで今回は、古民家のゆっくり落ちつける空間でいただく蕎麦。
絶品肉厚の大穴子の天ぷらがいただける蕎麦屋。
北海道産のそばを石臼で自家製粉している蕎麦屋。
自分で茹でる釜揚そばがいただける蕎麦屋。
茨城産のそばを自家製粉し、くるみのつゆでいただく蕎麦。
大阪泉州の蕎麦好きの方におすすめの蕎麦屋をご紹介します。
また、こだわりについてもお伝えします。
手打ち蕎麦繁
JR阪和線、和泉府中駅から徒歩30分にあります。
住宅街のなかにある古民家を改装された趣のあるお店です。
店内は古民家を改装され、梁と天井が見え開放感があり、テーブルと椅子は昔ながらの木づくりで和のゆったり落ち着いた空間です。
テーブル4×4卓、6×2卓、小上がり6×2卓。
いただいたのは、天ざる2000円(税込)
お蕎麦はコシがある二八蕎麦、丸抜き細挽き。
つゆは旨味が強くスッキリしています。
天ぷらは、一口サイズの舞茸、れんこん、人参、玉ねぎ、さつまいも、モロッコインゲンと頭も食べられる海老が美味しいです。
(L.O14:30)
(L.O20:30)
手打ち蕎麦仙太郎
南海電鉄南海本線、貝塚駅から徒歩5分にあります。
店内はDIY風の素朴な木のテーブルと椅子のテーブル2×2卓、4×1卓、10×1卓、カウンター3のこじんまりとした趣のある空間です。
いただいたのは、天ぷらとおそば(そば100g)1980円(税込)。
メインの天ぷらが大穴子、海老、キス、とり、から選択でき、大穴子を選択。
お蕎麦は二八蕎麦のうすい緑色の細麺で、石臼挽きの自家製粉。粗びきの香りよくすっきりとした味わいです。
つゆは枯本節で追いがつおし、一か月以上寝かせた返し醤油を使用され、ほのかな酸味とコクの濃いめのつゆです。
天ぷらの大穴子は30cmほどあり、ふんわり肉厚で臭みがなくとても美味です。椎茸は下味がついています。紅しょうがは塩味と辛味がありお蕎麦と食べると相性抜群です。ピーマン、長芋、なすとボリューム満点です。
食前にはそばせん。食後にはとろとろの蕎麦湯をいただけます。
11:30~14:00(L.O)
18:00~21:30(L.O)
自家製麺そば心
JR阪和線、日根野駅から徒歩15分にあります。
店内は小上がりの堀ごたつ6×1卓、テーブル6×1卓、テーブル2×2卓とお座敷多めで、他にテーブル4×1卓、カウンター3席のお琴が流れるお洒落な和のくつろげる空間です。
いただいたのは、天ざる1550円(税込)。
お蕎麦は北海道の音威子府産のそば粉を石臼で挽いた自家製。二八の細麺でコシがありのどごし良くするするといただけます。
つゆはしっかりとした旨味がありすっきりとしています。
天ぷらは柔らかい身のエビが2尾、ししとう、なす、のり、さつまいもはカラっと揚げられています。
粉太呂
南海電鉄南海本線、忠岡駅から徒歩6分の住宅街にあります。
店内はお座敷のみで6×2卓、4×6卓のお琴が流れるシンプルでゆったりとした和の空間です。
いただいたのは、天ぷら釜揚げそば玉子味1斤1950円(税込)
そばを自分で茹でるスタイルで、茹でたてを好みの固さにできるのが魅力です。
1斤は量多めですが細麺でのどごし良く、玉子入りのつゆはしっかりした旨味がマイルドになりするするといただけます。
天ぷらは海老、ししとう、のり、かぼちゃで、20cmほどある海老は旨味があり食べ応え十分です。
茹で汁が蕎麦湯になります。
7月と8月は釜揚げそばの提供はありません。
(L.O14:00)
唐変木
大阪メトロ御堂筋線、新金岡駅から徒歩10分にあります。
店内は昭和の長屋を改装されたカウンター3席、テーブル2×3卓、4×1卓のこぢんまりとしたアットホームなジャズが流れる落ちつける空間。
靴を脱いでスリッパに履き替えるスタイルです。
いただいたのは、くるみ蕎麦(細挽きざる920円(税込)、天ぷら盛り合せ390円(税込)。
くるみ蕎麦は茨城産(常陸秋そば)の抜き実そばを自家製粉され、細麺でコシがあり塩でいただくと風味がきわだちます。くるみつゆはクリーミーでコクと甘味があり砕いたくるみの食感も楽しめる初体験の味です。
天ぷらは揚げたてさくさくの海老、さやいんげん、なす、かぼちゃを抹茶塩で。
食前にそばチップスのサービスがあります。
蕎麦がなくなり次第終了
(ただし祝日は営業)
まとめ
今回は大阪泉州で数少ないおすすめのお蕎麦の専門店をご紹介しました。
大阪のよくある蕎麦とうどんを出すお店では蕎麦湯をお願いしても提供されませんが、今回ご紹介したお店はお願いしなくても蕎麦湯を出してくれます。
そばせんを出してくれるお店もあってうれしくなります。
どちらのお店も特徴がありおすすめです。ぜひ一度トライされてはいかがでしょうか?
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