とんかつの起源は明治時代。洋食店でポークカツレツが提供されてから発展して、日本の洋食のとんかつはカツを包丁でカットして、千切りキャベツを添え、ごはんとみそ汁、漬物で食べる和定食のかたちになりました。
今回は銘柄豚を取り揃えたとんかつ専門店。
老舗の洋食屋のとんかつ。
とてもお得なお財布に優しいとんかつ。
こだわりの製法で作る柔らかなとんかつなど大阪市内で美味しいおすすめのお店をご紹介します。またこだわりについてもお伝えします。
とんかつ薩摩
JR天王寺駅から徒歩15分にあります。
店内はカウンター5席、テーブル6×1卓、4×3卓の落ち着いた空間で清潔感があります。
全国有数の畜産王国鹿児島をはじめとした九州地方の豊かな自然が育んだ安心安全で美味しい豚肉や、全国各地の多種多様な豚肉から店主が選びぬいた銘柄豚を使用されています。
いただいたのは、ロースかつランチ150グラム1350円(税込)。
鹿児島県産ロースかつの断面は薄いピンク色で火の通り具合が絶妙で、ほどよい弾力があり塩とソースで2度美味しいです。
キャベツの千切りは極薄で食べやすくゴマドレッシングが良く合います。
赤だしの具はえのきと三つ葉で、お椀の底にあったゆずの皮の風味がさわやかです。
ごはんにもこだわり佐賀県産さがびよりを使用。
新富士本店
南海電鉄南海本線、岸里玉出駅から徒歩10分にあります。
店内は調理の様子が見えるカウンター5席とテーブル席4×2卓、奥には座敷2つがあり歴史がある洋食屋さんという感じ。
住宅街に創業されて58年愛され続け、食べログ百名店にも選ばれているお店です。
いただいたのは、とんかつ(ロース)850円、ライス220円、みそ汁200円(すべて税込)。
とんかつは国産もち豚を使用し、噛み心地は柔らかく優しい味の自家製デミグラスソースがたっぷりかかっています。
千切りキャベツのドレッシングも自家製で酸味をおさえた優しい味です。
みそ汁は薄揚げと豆腐、ネギ入りで具が多めなのがうれしいです。
(L.O13:30)
(L.O18:30)
大富士
大阪メトロ四つ橋線、四ツ橋駅から徒歩1分にあります。
店内はテーブル35席、座敷20席の和風モダンな雰囲気。
いただいたのは、とんかつ定食(ロース)780円(税込)。
とんかつは少し薄めでとても柔らか、自家製デミグラスソースは優しくちょっとスパイシー。
鹿児島産の豚肉を生姜、玉ねぎ、にんじん、鶏ガラスープで作る醤油ベースのタレに漬け込んでから、上質大豆油に背脂をブレンドした揚げ油で仕上げているそう。
みそ汁は巻き麩とねぎの合わせみそ。
千切りキャベツとトマトケチャップスパゲティ。
こだわりのとんかつ定食お得すぎです。
とんかつ小ばやし
阪急梅田駅、大阪メトロ梅田駅、JR大阪駅から徒歩5分にあります。
店内は16席のカウンター席のみで、ジャズが流れるレトロでおしゃれな雰囲気です。
昭和5年の創業当初から継承している伝統の仕込み方で、口どけの良いとんかつを提供されています。
いただいたのは、1日15食限定の名物小ばやしのとんかつ130グラム1560円(税込)。
とんかつは日本国内の様々な上質の豚肉を使用し、丁寧に叩き込み手間暇かけて仕込まれただけあってふんわりと柔らかく食べやすいです。オリジナルソースと大根おろしタルタルがよく合います。
ごはんは島根県産こしひかり。
白菜漬けにはピリッと一味とうがらしが混ぜ込んでありいいアクセント。
赤だしには三つ葉と大根、最後にゆずの皮がさわやかな後味を演出しています。
ヘレカツマニア@豚行
JR大阪駅から徒歩11分にあります。
店内はカウンター5席、テーブル5卓13席の、グレーと黒を基調に洗練された落ち着きのある空間です。
安全性の高いSPFポークを使用され、お肉の本来の旨味を引き出すため大豆油メインのオリジナルブレンドの油で低温調理されています。
いただいたのは、特上ロースカツ定食120グラム1300円(税込)。
とんかつは程よい柔らかさで、塩、からしソース、わさび醤油の3つの味が楽しめます。
キャベツはごまドレッシングと青しそドレッシングの2つの味で飽きません。
赤だしは巻き麩と三つ葉入り。
デザートの三色だんごがうれしいです。
*お会計は現金のみです
まとめ
今回は大阪市内で美味しいおすすめのとんかつ店をご紹介しました。
どちらのお店もこだわりの詰まった美味しいとんかつばかりです。
大阪市内にお立ち寄りの際にお試しくださいませ!
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